1965年から続く歴史
「『船舶用救難食糧』をつくってほしい」
1965年、運輸省船舶局(現・国土交通省海事局)からきたこの一声が萬有栄養の非常用食品「ER(イーアール)」のはじまりでした。
依頼を受けて心に火がついた農学博士で萬有栄養の創業者・岩垂荘二は、戦時中に陸軍航空研究所で航空食糧・栄養食品の研究製造を行っていた経験をいかして船舶用救難食糧の開発に成功。緊急時に調理不要ですぐに食べられるビスケットバーを生み出したのです。
それから現在まで救命艇・端艇や救命いかだに備え付ける救命食糧として、さらに自衛隊、航空機の備蓄食糧としても選ばれ続けています。また、近年では一般企業や家庭における災害用の備蓄食糧として、たくさんの方から注目をいただいています。
安心・安全のおいしさ
1965年当時から変わらない、オリジナルのこだわり製法で製造しているER。
お客さまに安心できるものをお届けするために、保存料、着色料といったものは入れていません。
口に入れたときのホロッとした食感とピーナッツのカリッとした歯ごたえが楽しい、どなたにも食べやすいビスケットバーです。
これからも、多くの方に愛されるように少数精鋭で心を込めてお作りしていきます。
小麦、落花生(ピーナッツ)、乳を原料に使っております。食物アレルギーがある方はお控えください。
携帯もできるコンパクトさ
ER一食分は、わずか56グラムのてのひらサイズで約274キロカロリー。
三食分の箱でも、6.4×6.4×7.0cmとコンパクト。
防災への意識は、日常から持つことが大切です。
ERは防災リュックはもちろん、普段使っているビジネスバッグやお出かけバッグの中に入れても邪魔なりません。携帯する防災用品として日頃から備えておけば、いざというときの安心につながります。
暮らしの中になじむ非常食
軽くてコンパクト、主原料が炭水化物のため腹持ちがいいER。
さらに用途やお好みに合わせて選べる2種類のデザインをご用意しました。
単なる非常時の食糧としてだけでなく、さまざまな場面で活躍します。
- 登山やアウトドアのおともに。また、マラソンなどのスポーツの前に。
- 受験生の夜食、緊張して食欲がないときの栄養補給に。
- 牛乳と合わせてお子さまのおやつに。
- 会社でのコーヒーブレイクのおともに。
- 感謝を伝える際の気の利いた贈り物として。
- 会社用の防災備蓄のひとつとして。
Q&A
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創業者の岩垂荘二氏は、どのような人ですか?研究熱心で、食品の開発に人生を捧げた人でした。それは荘二の誇りでもあり、屋敷に訪れる客や子どもたちにこれまで作ってきたものの話をよくしていました。
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どうしてデザインが2種類あるんですか?お客様のお好みや用途に合わせて選んでいただけるように2種類ご用意しました。どちらも、従来の非常用食品のイメージとは異なる、暮らしになじむデザインを目指しました。
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賞味期限はどのくらいありますか?約7年です。真空パックで包装を行っているため、長期間の保存が可能です。
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萬有栄養のホームページのほかに、どこで買えますか?各種ネット通販サイトでもお取り扱いいただいております。